あの世に入っても役立つ樹木(その2)
2021-06-07


 あの世に入っても役立つ樹木(その2)


 黒松を切って1年が過ぎた。今から3年ぐらい前の話。4月は竹の子の季節、茹でるのに「へっつい」を使う。それ用の薪がいる。この季節天気が不安定である。シートを張って雨対策にしていたが、春の嵐もあるし常設にはできない。

禺画像]


 と言うことで、例の黒松を使って下屋を作ることにした。写真手前に納屋の庇がある。これは大工がつくったものでしっかりしている。これを利用した下屋は昔作った。写真の手前で、それに接続することにした。

 材料は昔家を建て替えた時の廃材である。先代は棚や机など殆ど自作していた為、使えそうな材木はためていた。ところが保管状態がよくなかった。腐食と虫食いが進んでいた。使えそうな材を分けて保管していたが、最近は単管を組んで作ることが多いので、木材の出番が少ない。将来的にも利用可能性が低そうなので、ぼちぼち始末したいと思っていた。チャンス到来だ。

 長尺の健全な廃材はほとんど無い。添え木をして軒桁につかった。写真左端は例の松で直接ネジ釘でとめた。だが中程は腐っているのでぶよぶよしている。屋根の波板を張る時気をつけねば。この時体重75キロ、ようやく持つかどうかだ。

禺画像]



 昔庭に生えていた樫の木も保管してあったので柱に使った。床柱ではないが、自然木を使うのは難しい。あーでもないこうでもないと現物合わせで何とか立てた。軒桁は頼りないが、端はプロが作った物に接続してあるし、例の黒松が逞しい。称して、両端アーティスティックオーバースペック下屋である。

禺画像]

 手前は以前に作った薪置場で屋根は一つにつないだ。

禺画像]

続きを読む

[アート]
[日記]
[アウトドア]
[DIY]

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット