何でもすぐ飽きる
病気になって発見したことがある。生活のあらゆる場面ですぐ飽きるのである。
入院中はドクターや看護師さんの指示に従う意外に選択肢はない。当然そうすれば良くなると信じているので、頑張ることができる。
退院すれば自分の意思でリハビリに励むことになる。これが曲者である。例えば、散歩である。何度か同じ道を歩いているとリハビリ散歩もだんだん辛くなる。
暑い間は陰のある商店街を歩いていた。そのうち涼しくなったので川沿いを歩くようになった。その時は自然が新鮮であったが、慣れてしまった。
食事も同様にすぐ飽きる。何でも食べるたちなのに、今回はそうはいかない。少しか食べられないが、同じメニューは3度ぐらいが限界で、食べる気がしなくなる。
1日のうちでも気分の変化は大きい。午前中は腸ろうで全く元気がない。貧血なので腸が動き始めると他の臓器の血液が不足するようである。調子が出てくるのは午後からで2時以降からである。
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