ショック: 抗ガン治療はむだ
先のブログで近藤誠先生の主張を紹介した。ガンに対して常識とは違う主張、いや今のガン治療を否定する考え方である。気になったので、著書「患者よ、がんと闘うな」を読んだ。
いやーまいった。これまでうけてきた手術から抗がん療法にいたるまで、延命という意味でなんら有効ではなく、むしろ副作用で寿命を縮めるというのである。主張は論理的なので技術屋にはかなり説得力がある。
確かに、食道をとった後、抗ガン剤の副作用(重度の大腸炎、下垂足、貧血、など)で体調が悪く今だに体力は落ちたままである。現在の世界標準の治療らしいが、食道切除と副作用による健康被害、生活の質の低下、治療費を考えると大損である。
今さらどうにもならないが、手術以外の方法があるのか少し調べてみようと思う。少なくとも今やっているキイトルーダは副作用として皮膚炎がきつく、腹の調子も悪いので点滴はやめるつもりだ。
では、腎臓に転移しているガンはどうなるのか。近藤先生によれば抗ガン療法は効かないというし、確かにこれまでキイトルーダを4クール、体力の限界まで試して明らかな効果は出ていないし、ガンが消えることはないと断言している。なので、副作用を我慢して続けるメリットはなく、費用はかかるし、取り返しのつかない健康被害の可能性もある。
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